はじめまして
在宅介護 いわゆる看取りです。
最近は家で最期を迎えたいという方が
多いと聞きました。
施設にいたばぁーさんも強烈に
家に帰りたいと訴えました。
元看護師の娘に点滴だけやったら
お母さん 家で看れるよと 背中を押され
主人の「あんた次第や」の一言に
一瞬 たじろぎましたが(笑)
よっしゃ! ここまできたら
やる!
の勢いで はじまりました。
ばぁーさんがあの世へいくまでの
めでたい日々の
出来事を綴っています。
あらためまして
ご訪問ありがとうございます。
2018年4月25日から在宅介護をするようになり
毎日 毎日 ばぁーさんの介護に追われる日々を
書きたいとおもいました。
さかのぼって はじまりから
順番にかいています。
どうぞ よろしくお願いします。
登場人物というか 家族紹介
ばぁーさん
公民館のカラオケ教室の先生をしていた。
じぃーさんと 一緒にゲートボールもしていた。
審判の資格をもっていて(自慢)
日本中 あちこちとび歩いていた。
子供は男二人
長男が主人で
次男は他県で暮らしている。
優しいじぃーさんは
9年前 肺がんで亡くなった。
嫁(このブログの管理人)
大阪から娘(当時中学3年生)を連れ
子連れ再婚した。
大阪のおばちゃんです。
ばぁーさんとはあまり仲良くない。
けど 最初は努力しましたわ
わがままなんで ついていけまへんわ
主人
長男は親の面倒をみなあかんの一筋。
考え方 四角いので 顔も四角いです。
定年退職して 今はアルバイトしてます。
家ではゲームに はまって
夢中になってます。
はじまり それは 約1年前です。
ドッスン! と おおきな音がして
ばぁーさんが 畳につまづいて こけました。
左大腿骨骨折で 手術し 入院しました。
入院は約1か月半でその後
リハビリ病院に2か月入院しました。
以前は押し車を押して歩いていたり
少しの距離だと杖をついて歩いていました。
が、歩けなく 車いす状態になりました。
二人とも働いていたので、
とても家では面倒みれないと
施設に入居してもらいました。
施設に入居してもらうのに
ネックになったのが費用です。
でも こんな方法があるのを 教えてもらいました。
世帯分離という方法です。
同じ所帯に住んでいて その所帯をわけるのです。
条件がありますが、
施設の費用が 約5万円ほど 安くなりました。
また 病院に入院した場合も 安くなります。
各地区に広域連合というのがありますので
そこで問い合わせれば 教えて下さるとおもいます。
また こちらも詳しくかかれているので
参考までにどうぞ
https://manetatsu.com/2018/06/131520/
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施設へ面会にいくと
「施設のご飯 飽きた!!」
「おいしいものが食べたい!!」
しゃぶしゃぶ 焼肉 うなぎ エビフライ お刺身
食べたいと
いろいろ言います。
特に焼肉大好きです。
でも施設にいては とても食べれません。
外出しては
そんな お店に
出かけて食べていました。
ばぁーさんはそんな日を
毎週楽しみにしていました。
そりゃ 食べることしか
楽しみが ないですよねー
そんな ばぁーさんが ある日
嘔吐し血便も大量にでました。
先生から呼び出しがあり
胃の上部が小さくなり
胃の周りも腫れています。
食べ物が入っていかない
食べると詰まる
それを嘔吐して 出そうとすることで
(胃の中で擦れあって)
吐血する
したへおりると
下血(血便)になる。
しばらく 点滴と水分だけになります。
そして・・・
体の全部を検査したところ
腎不全 と 貧血 があり
それと 体のあちこちに 動脈りゅうがあり
いつ破裂しても おかしくない状態ですと
言われました。
驚きました。
主人は、もしかの時の連絡用と
弟や息子や娘を携帯のラインでつなぎました。
帰りたいコール
ばぁーさんから
携帯電話が じゃんじゃん なりました。
「もう うちに帰るわ」
「ダメ 先生の許可がないと 帰れないよ」
と言って切ると
また鳴る
「いまから 帰るから」
「先生が いいよって いったら 迎えにいくからね」
と また鳴る。
テンション上がってるー
家に絶対に帰る!
勢い すごーい!
「今から帰るので。ポストに家の鍵いれといて」
「あのなー 先生の許可がないとダメやねん」
と言って切る
また
また かけて くる
何度も何度も
時計をみると もう夜の9時
いつもは
もうすでに寝ているはずなのに
ついに こう言いました。
警察に電話する!
めちゃめちゃ 興奮しています。
主人に言うと
ほっとけー!
あくる日
電話かかってきません。
うん? おかしい?
あれだけ電話をしてきていたのに…
施設にいくと…
昨日 おばあさんが救急車へ
直接自分で
電話されたされたそうで
救急の方は、〇〇病院から
電話だったんで
おかしいと思われて・・
こちらの病院へ連絡がありました。
それで、携帯電話は、
施設の方で預からせてもらってます。
ほんとうに
ばぁーさんのいう警察に電話したんや
警察ではなく
救急車への電話のことでしたが…(笑)
でも、本当に電話したんだと
びっくりしたと 同時に
家に帰りたい想いの強さを
感じました。
( 2018年4月)
今日も お読みいただき ありがとうございました。