こんにちは。
あの甲高い声で早口でしゃべるジャパネットたかたの宣伝を
みなさん一度はご覧になられたことがあるとおもいますが、
あの高田明さん、3年前にジャパネットたかたの社長を引退され
長男さんに譲られ、どうされているんだろうと思っていたところ
坂上と指原のつぶれない店に出演されていました。
2017年4月に
地元のv・ファーレン長崎の社長に就任
1年前まではv・ファーレン長崎は経営不振で
3億円以上の赤字を抱え倒産のピンチに
追い込まれていました。
就任前は入場者数4000人
昨年11月は満席の2万2千人
さらにjリーグのj2からj1に昇格
3億円以上の赤字だった1年前から
今年は25億円の売り上げが見込まれる。
なぜ赤字3億円から1年で売り上げ25億円に
サッカークラブの経営はもともと素人どうやって立ち直らせたか?
四つの大きな改革を始めた。
集客
①駐車場を変えた
車が置けないというので大渋滞をしていた。
2万人入れるスタジアムに対して駐車場はたったの1500台
スタジアム側に駐車場を新に増やす。
しかし・・・
そこに来るために道路が一本しかないので渋滞になった。
そこで今度はスタジアムから
あえて30分以上かかるところに駐車場を用意。
そこからシャトルバスを出した。
スタジアム周りに車が集中しないようにした。
さらに周りに駐車場があるので有料駐車場にして。
無料駐車場は試合が始まる3時間前に入らないと閉めます。
すると3時間前に来るお客さんがぐっと増えた。
試合前の渋滞がぐっと激減した。
時間差を作ることによって渋滞を緩和した。
②電車を変えた
スタジアム最寄り駅は、JR 諫早駅(いさはやえき)
本数の少ないローカル線
自らJR九州と直談判して
試合当日は最大で7本増便してもらえ
ナイトゲームの時は終電を遅らせてもらうことに
③駅からの道を変えた
駅からスタジアムまで不便で、てくてく歩いて30分の長さ
そこで・・・
高田社長は考えた
V ファーレンロードという名前をつけて
市や商店街のみなさんに協力していただいて
歩く楽しさ
30分あっという間に歩いて行けますよという
企画をやった。
道中には
地元の高校生たちのブラスバンドでお迎え
V ファーレン長崎の、のぼりや
選手の等身大パネルが立っていたり
スタジアムまでの距離残り距離が書かれていたり
さらに酒とかまぼこなどで、商店街のみなさんが
食べ物や飲み物をおもてなししてくれる。
全て無料 !
本当にびっくりしています
こんなにもてなしてくれるのがこだけ
と、相手サポータ。
高田社長が音頭を取って始まったこの取り組み
商店街のみなさんは、すっごい楽しいです。
高田さん、になってから180度かわりました。
前は徒歩でくるお客さんは1000人程度だったのが
なんと、最高3200人に増えた!
こんな楽しい道なら歩いてみたくなりますね~♪
④スタジアム周りを変えた
5時間前にスタジアム入りし
スタジオの周りの出店周りをする。
長崎ちゃんぽんが名物のリンガーハットや
長崎角煮バーガーなど地元長崎を盛り上げようとし
高田社長が声をかけ30点以上も出店してもらっている。
ジャパネットのお店も
新品なんですが送ったものが返品で送ってくるんで
箱、破けていたりするものを
割引きして売っている。
スタジアムに来てくれたお客さんのためだけの
超お買い得商品を提供
オリジナルグッヅを無料で配ったり
試合前に選手のサイン会も実施
スタジアムにきたくなる企画を仕掛ける
サポーターと積極的に交流
長崎のローカル番組にも出演し試合を見にきてもらうよう宣伝。
大事な日には長崎県内でCMを流すことも
社長自ら適地に出向いて戦略
高田社長はほとんどの適地戦に訪れる
オーナーが出向くことは滅多にないこと
2時間前にスタジアムに入り
敵地でスタジアム設備をチェックしたり
相手サポーターと意見交換や情報収集をし
食事会にも参加し
自身のチームに反映していた。
奇跡に近いことをやっている
でないとこれだけ人はあつまりません
と経済学者岸博幸さんが話されてる。
お給料は?
これだけのことをされているので
お給料って、どのくらいなんだろう?と
おそる おそる 指原が聞いて
今のお給料は20代サラリーマン後半くらいかな?
ジャパネット時代は?
完全に籍ぬいてるので・・・と・・・?です。
「3億円の赤字があったなか、見込みはあったんですかと?」
坂上が聞くと
どうにか なる
と
思った。
と、さらりと言われます。
どうやったら おもえるんですか?
僕はあんまり計算しないタイプなんで
感覚でいくタイプなんで
なんか自分で出来ると信じたら
8割は可能じゃないですか
出来ないとおもうから出来ないんで
信じてこれでもかこれでもかと
やり続けるしかないんですよね
すごいですよね
どうしたら お客さんがきてくれるかと
どん どん考えて実行されて・・・
ただ ただ 凄いです。
その元となる考えは
信じることなんですね。
5年後のスタジアム構想
長崎駅から500mの立地に
2万3千人収容できるサッカースタジアムを建設予定
費用は500億円。
スタジアム周りにホテル、アリーナ、をつくり
1万人くらいの人がそこで憩うような複合施設として
息子さんと計画している。
めちゃくちゃリスクですよね
スタジアム本拠地での年間試合数は約17回
勝算はあるんですかね
リスクしかないのでは。
日本中や世界中にいろんなメッセージを
出していきたいなって、おもっています。
V ファーレン長崎のユニフォームの背中って
スポンサー名が入るですが、ユニセフを入れている。
これは3年かかって1億円くらいの物をジャパネットが
ユニセフに寄付をしながら子供たちを幸せにしたいと
そういう思いの中でスタジアム構想を考えている。
仮に20年30年先駄目になっても
企業として本当にメッセージを出したいという、そういう思い
何のために企業があるんですかって
人に奉仕するのが人生ですよ。
と、最後に強く話されました。
今日もお読みいただきありがとうございます。