長友祐都の細胞を10年若返らせた専属シェフと監修医師のファットアダプト食事法とは?【金スマ】




今夜の 金スマは 長友佑都の細胞を10年若返らせたファットアダプト食事法

を紹介してくださいます。

サッカー日本代表の長友佑都(現在32歳)ですが

2015年のシーズン中に29歳のころ

筋肉系の怪我が続き食後に眠くなり、

ピッチでもぼーっとしてしまうことがあったという

このまま選手として続けていけるのかと 危機感をかんじていた

その時期の長友の食事はストイックに糖質制限を行っていたが

どこか限界を感じてい居たそうです。

そんな時『ジョコビッチの生まれ変わる食事』という本に出会いました。

第二集団でもがくだけの存在だったプレーヤーは、なぜテニス界絶対王者に君臨することができたのか?
何を、どう食べたらいいのか?――人生好転・肉体改造のための設計図を自らが明かす。
「私がこの本を書こうと思ったのは、私ならあなたの肉体だけでなく人生すべてを変えられる
――それもたったの14日間で――と知っていたからだ」(ノバク・ジョコビッチ)

出典;Amazon

僕はその頃、体幹トレーニングやヨガには積極的に取り組んでいたけど、

アスリートにとって最も大事な身体をつくる食事には

何も手をつけていなかったことに気づいたんです。

その時期 長友が自分の食事内容をツイッターでつぶやくと

それをみた 加藤が直感的に

この選手をサポートしたいとすぐにメッセージを送った。

専属シェフ加藤超也ってどんな人

高校を卒業後は一部上場企業に就職してサラリーマンをしていたのですが

世の中に自分がしている仕事を評価してもらいたいという思いが強くなって、

22歳になる手前くらいで転職を決め。

修行しながら調理師免許を取らせてもらえる

イタリアンレストランで働くことに

お客様の中にJリーグの選手がいまして、

彼がアスリートの専属シェフになろうというきっかけ

を与えてくれた人です。

豚の脂身は全部カットしてくれとか、

サラダのドレッシングはなしで、オリーブオイルと塩だけでいいとか。

そういった注文のされ方をした時、

僕は物凄く恥ずかしい気持ちになったんです。

僕はプロの料理人なのに、人の体に入るものに対して何も知らない、

それはすごく無責任なことしているな、と。

料理人が体の中に入るものを扱っているのに、

何も説明できないでその料理を食べさせている。

なんと危険なことをしているのだろう、と気づき

それぞれの食材にどのような栄養素が含まれていて

それにはどのような効果があるのかを調べながら、

人の体の仕組みや栄養についてより多くの知識を得て

アスリートのパフォーマンスを高めるための

サポートができるシェフになりたい

と思うようになりました。

アスリートの栄養学の資料を手に入れ、資格をとり

食事によって体質改善を果たしたジョコビッチ選手の本、

(『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(三五館))

などを片っ端から読み

部屋の壁には「新たな道を作る」という言葉を掲げて、

自分なりに勉強をしていました。

長友選手専属シェフとして意識していることは

長友佑都選手に飽きさせない事だそうです。

そして 献立は

毎日、彼の表情を見たり、

トレーニングの状況や彼のコンディションに合わせて、

それに適した良い食材があるかを見て

その日の献立をつくるという考え方でやっているそうです。

試合が終わった後は筋肉を修復させるため

良質なたんぱく質魚料理などを提供

あと抗酸化作用 疲労の蓄積が物凄いので

体をさびさせないように抗酸化作用のある

サーモンや、野菜だったらパプリカやトマトを入れたものを

多く摂ってもらうということに気をつけていました。

コンディションの維持・向上という意味では、

しっかりバランスの取れた栄養を摂ること。

三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)はもちろん、

ビタミン、ミネラル、食物繊維もしっかり摂る。

調味料は全部手作りしています。

ポン酢、土佐酢、マヨネーズ、ケチャップ、カレールーもそうですし、

すべて手作りなので調理に時間はかかります。

加藤超也(かとうたくや)

1984年生まれ。2010年より神奈川県横浜市のイタリア料理店「Cucina Pinocchio」でシェフを務め、「素材の持つパワー、魅力を最大限活かした料理」をテーマに活動。16年7月に株式会社Cuoreに入社、長友佑都専属シェフに就任し、インテル在籍時はミラノ、現在はイスタンブールと日本を行き来しながらサポートに従事している。この他、岡崎慎司やバスケットボール選手などの料理サポートも担当。

山田悟 医師 (やまださとる)

山田 悟 先生

北里大学 北里研究所病院

東京都港区白金5-9-1

  • 糖尿病センター 内分泌・代謝内科
  • センター長 部長
ゆるやかな糖質制限の提唱者
情熱をもって治療と研究にとりくんでいる

1970年東京都生まれ
1994年 慶應義塾大学医学部 卒業
1996年 東京都済生会中央病院
1997年 東京都国保南多摩病院
2002年 北里研究所病院

016年から加藤シェフのもと、本格的な食事改善をスタートした長友佑都選手。

試行錯誤する中、1年後からは山田医師も加わり、

長友のストイックすぎるともいえる糖質制限の食事法を知った

北里研究所病院の糖尿病センター長である山田悟医師から

シェフの加藤に連絡があったのだ。

「山田先生には、ケトジェニックほど飢餓状態にしなくても、

脂をエネルギーとして燃やす方法はあるんですよということや、

糖質の摂り方についても、もう少しいろいろな考え方があるんですよということを

教えていただきました」

早速、山田医師に提案してもらった方法を実践していくと、みるみる効果が出てきた。

こうしたプロセスを経て完成したのが「ファットアダプト食事法」である。

その結果、長友選手は筋肉量が増え、持久力も高まり、着々とパフォーマンスを高めていた。

そんな矢先、突如、ハプニングが長友選手を襲う。

周囲を驚かせたのは、2018年の10月末、試合中のアクシデントで肺気胸を患った時。

手術後、全治2ヶ月半と医師から告げられた中を一ヶ月も短縮しピッチに戻ったのです。

アジアカップを2ヶ月後に控えたタイミングでの手術を伴う大きな負傷に、

珍しく不安を感じていた長友。

ここでも力になったのはファットアダプトでした。

これまでにも口にするものが体に直結していることを感じていた長友は

病室から加藤シェフと山田医師に早期回復に繋がる食のサポートを求めました。

今までの食事法から何も変える必要はありません。
一緒に実践してきたファットアダプトの方法で、
いつも通りに脂質とたんばく質を摂ってください」と
山田医師は力強く言い切ったのです。
肺を作っているのは筋肉と同じようにたんぱく質。
そして細胞膜を作っているのは脂質。
たんぱく質と脂質を積極的に摂取していく
ファットアダプトは回復力の速度を上げることに直結していました。

ファットアダプトを実践するための基礎知識と基本ルールについて 三大栄養素である「PFC」を知る〜第1弾:糖質〜

ファットアダプトと糖質の関係

脂質をエネルギー源とする体を作ることは持久力を維持しスタミナを強化することに繋がり、日常生活の中では疲れ難さやだるさの改善が期待できます。

脂質をエネルギー源として活用できない場合、余った脂質は体内に蓄積されていきます。これが皮下脂肪や内臓脂肪と呼ばれるものの正体なのです。

自分の血糖値をしり日々の糖質量を管理する

食材に含まれる糖質量を知る

ファットアダプトとは「血糖値の乱高下を抑えて、脂質を優先的にエネルギー源として使えている状態」を指します。

良質な脂質とは

飽和脂肪酸(ステアリン酸・ミスチリン酸・パルミチン酸が代表的)
  動物性食品(牛肉・卵・バターなど)
  植物性食品(ココアバター・ココナッツオイルなど)

・オメガ9脂肪酸(オレイン酸が代表的)
  オリーブオイル
  アボガドにも多く含まれる

・オメガ6脂肪酸(リノール酸が代表的)
 植物油紅花油・大豆油・ごま油

・オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸・EPA・DHA)
  青魚の魚油(サバ・イワシ・アジなど)
  エゴマ油・アマニ油

避けるべき油

マーガリン、ファットスプレット、ショートニングなどに代表されるトランス脂肪酸も避けていただきたい人工的な油です。

トランス脂肪酸を摂取しすぎると生活習慣病のリスクが高くなると言われているため注意してください。

日々摂取するたんぱく源としておすすめなのがこちらの食材。

・肉類(牛肉、豚肉、鶏肉、馬肉など)
・魚介類(青魚、マグロ、カツオ、鮭、貝類、海老、カニなど)
・卵類(鶏卵)
・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
・大豆、大豆食品(豆腐、納豆、豆乳、味噌など)

たんぱく質を摂取する目安量について知る

活動量による1日の必要たんぱく質量の目安

・特に運動していない人  :体重1kg1.0g
・運動で筋肉を大きくしたい人:体重1kg1.6g
・激しい運動をするアスリート:体重1kg2.0g

レシピ一覧

 レシピ一覧には、アレルギー食材または嫌いな食材が含まれている可能性があります。
  • エビとミックス野菜のバターレモンソテー

    タンパク質6.8g
    脂質3.6g
    糖質4.3g
  • 鶏もも肉とトマトのチリソース

    タンパク質29.2g
    脂質26.6g
    糖質13.5g
  • アーモンドミルクのパンナコッタ~自家製いちごソース~

    タンパク質3.8g
    脂質59.1g
    糖質10.2g
  • もやしナムル

    タンパク質1.6g
    脂質12.1g
    糖質1.3g
  • 100%グレープフルーツゼリー

    タンパク質1.4g
    脂質0.2g
    糖質16.7g
  • 漬けサーモンサラダ

    タンパク質16.8g
    脂質14.2g
    糖質0.8g
  • イワシの蒲焼き丼~アボカドのわさびマヨネーズ添え~

    タンパク質15.3g
    脂質26.4g
    糖質42.6g
  • マグロの和風カルパッチョ~にんにくとごま油ソース~

    タンパク質41.3g
    脂質14.1g
    糖質0.3g

https://cuore-fatadapt.com/recipes

加藤シェフが僕の食事を作ってくれて、山田先生とコミュニケーションをとりながら、自分の身体の状態を知ることの重要性に思い至りました。血糖値検査や食べ物のアレルギー検査を行なうことで、自分自身がどんな体質なのかを知る。ファットアダプト食事法にいきついて、山田先生が提案する理論や医学的なエビデンスと、僕自身の感覚がきちっとはまり、自分の目標や目的に対して、解が見つかったような気がしています」

新しい食事法を始めて1カ月もしないうちに、脳も筋肉も思い通りに働くようになってきた。集中力も途切れないし、体のキレもスピードも戻ってきた」 と本人は語ります。

食事の大切さをつくづく実感しました。

さて 番組ではファットアダプトの実践を教えてくださるそうです。

楽しみですね。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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