在宅看取り介護はしんどくて無理?限界を感じる?実体験からの報告。 




これからは介護は在宅でという時代に突入していきます。

政府の医療費の削減 高齢者の増加で 介護福祉施設は不足

もう介護は家でという時代 になりましたね。

入所できる施設もなく

入院も短期間で退院させられるそんな時代です。

私は 姑(91歳)の在宅看取り介護していました

約6か月間でした。

胃の上部が小さくなっていまして

食べ物が入らず少しでも入るとと嘔吐し

そして 血圧も一気に下がったりしていました。

食べられないので毎日点滴していました。

1回500ccで約2時間かかります。

終わったら管を抜くのは私がやります。

途中 点滴が漏れたりしないかとか

腕を動かすと点滴が落ちるのが遅くなるので

そういうところも 途中 様子を見ます。

水分は飲んでもいいです。ということなので

施設では、私たち家族が持っていった。

ポカリスエットなどを

許可を得て飲んでもらってました。

家に帰ってきたら お粥が食べたいとか

ずーと 食べ物を口にしていなかったので

あれが食べたい これが食べたいと

いろいろと言いました。

できるだけ希望を叶えてやりたいと思い

ものすごーく薄くしたお粥とか

うすーい味噌汁とか りんごを擦ったジュースとか

いろいろ工夫しながらしていました。

少しでも希望を叶えてあげたいと思っていました。

それでも

塩気が足らんとか色々と言いました。

本人は高血圧なので

塩気は控えているのです。

もう 自分が気にいらなかったら

すぐに そのまま

口に出して言うタイプなんで

イライラしました。

介護する方との関係が良い場合は

もう少し違うかもしれませんが

なんせ 姑とは

そんな仲の良い関係ではなかったので

疲れました。

入浴は看護多機能小規模ホームで

シャワー浴で入れてもらっていました。

それが 唯一のお出かけでした。

家から近いので車に乗る時間は少なく

それでも体調の悪い時は心配でした。

唯一そのホームで入浴の時だけ

私がほっとする時間でした。

その間は3-4時間くらいあったので、買い物に出かけたり

ちょっと 近くの本屋さんへ気分転換に行ったりとかです。

私の用がある時は 前もって

主人の仕事を休みにしてもらっていました。

施設から4月25日に家に帰ってきました。

その時は施設の主治医の先生は

よくもってこの4月末まで

畳の上でなくなるか 施設でなくなるか

と言われたので あわてて 家に連れて帰りました

私自身 施設で介護の仕事をしていた事があります。

お亡くなりになられる方がおられました。

事前に連絡はもちろんするのですが、

ご家族の方が遠くにみえられる方は

お亡くなりになられても

施設まで来られるのが時間がかかり

翌日になることもありました。

そんな時は 夜 ぽっつんと お部屋におられます。

そういう光景をみていたので

そんな寂しい思いはさせたくないとも思いました。

やっぱり 家がいいのか

すぐ 見舞いにきてくれた 主人の弟夫妻は

姑をみて 施設と全然 顔つきちがうわーと

穏やかやわーと言ってました。

家での見取り介護ですが

しんどいか というと

めちゃめちゃ しんどいです。

もう 限界やと何度も思いましたね。

よっぽどの覚悟がないと出来ませんね。

やっぱり 覚悟ですね。

姑の場合は いつかな いつ逝くのかと

毎日 おもってました。

ある意味 心が緊張状態でした。

それが一番しんどかったです。

施設に戻れますよと言われましたが。

施設 ええなぁー楽やろなー と思いましたが・・・

思っただけです。

姑は嫌がり 行かないと思いました。

なにがしんどいかというと精神的なもの

ストレスは半端ないです。

そして ある時期

毎朝 見ると おむつもパジャマも全部脱いでいて

おしっこで びちゃ びちゃになっていたことがあります。

シーツから 布団からから全部着替え

洗濯したことがありました。

毎朝 毎朝 です。

おむつはずすの止めてと言ってもダメでした。

洗濯で さすが へとへとになりました。

あーしろ こーしろと

今 言った事と また違うことを言って

何もしてくれんと言う。

気がしっかりし 口も達者で

そんな部分で言い合う事に 疲れたりしました。

ずーと そばにいないと いけない事と

姑はだんだん わがままになり

ストレス爆発したくても できない状態 しんどかったです。

姑がなくなった後

おもいました。

なんて思ったとおもいますか?

楽になったーーーとおもいました。

家で主人と二人で看取りました。

穏やかに逝きました。

最後の願いを叶えてあげることが出来ました。

ほんとに

楽になりました。

姑には悪いけど。

介護 やりきりました!

悔いはないです。

今となっては

介護させていただきありがとうございます。

の気持ちです。

介護鬱になったりするらしいですね。

わかります

今のところ大丈夫です。

これから 在宅介護する方が

これを読んでいただいて

役に立ったかな?

ストレスの対処法は?

そう そう それは

毎日看護師さんが来ていただいて

世間話も交えて色々お話して頂いたり

ちょっとした事でも相談にのっていただいたり

いつも 不安を解消していただいてました。

姑は私の友人にマッサージしてもらっていて

週に一度来てくれていました。

近所の友達とか みんな家に来てくれていたので

そんな人達がいてくれたので やってこれたとおもいます。

そう 支えてもらいました。

一人では 絶対 ダメです。

支えてくれる人達のお陰で なんとかやり切れました!

本当にみなさんありがとうございます。

感謝のおもいでいっぱいです。

一人で孤立するのはダメですよ

最初の覚悟 自分自身の覚悟をしっかりすれば大丈夫です。

そうしてダメな場合は

介護の方たちは何とかしてくださいますので。

大丈夫ですよ。

以上 6か月でしたが 見取り在宅介護体験でした。

貴重な体験でした。

なにかお役にたてたら 幸いです。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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